Teacher'sPet-先生のお気に入り-

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イベントスチルエクストラ

ケンカ仲裁


〜前日談〜

「あ、コウくん、一緒に帰ろう」
「おお」

校門の所で、は忘れ物に気付く。

「あ、ごめん。忘れ物しちゃったよ。ちょっと取ってくるね」
「おお」

「ごめん、遅くなって・・・って、あれ?」
(さすがに帰っちゃったかな)

はばたき駅の方へ向かっている時だった。
与太校の不良に絡まれている琥一がいた。
周りの大人は、見て見ぬふりをしている。は急いで、大迫に(当時桜井兄弟の担任だったから)
連絡を入れた。

「コウくん!」
「馬鹿野郎! 来るんじゃねぇ!」

「今、先生呼んだから!」

「先公かぁ、そりゃこえぇなぁ」
不良ひょろい方が、馬鹿にしたように琥一に悪態を吐く。

「待て、ここじゃまずいだろ。ーーー今日の所は勘弁してやるぜっ。コウちゃんよ」
「ああぁん、俺は構わないぜ。かかってこいやぁ」

「逃げんのかぁ! おらぁ!」




駆け付けた大迫に説教を受けた後、たちは住宅地に向かって歩いていた。

「もう、ケンカなんかしちゃダメだよ! あんなの相手にしなきゃいいじゃない」
「うっせぇなぁ・・・」

「そうだ、この事、ルカに言うなよ」
「いいけど・・・なんで?」
「とにかく、絶対言うんじゃねぇぞ」




〜イベント〜

は、設楽先生と一緒に彼の運転する車で帰宅していた。
海岸通りを走っていた時だった、季節も季節なので、人気はない。

「あれ、今のコウくん? あ、また、与太校の人たちにからまれてます」
「ーーーー放っておけ。アイツ、ケンカが趣味なんだから」
「でも、相手、刃物持ってますよ!」
「まずいな・・・」

設楽は、路肩に寄せて駐車した。
「危ないから、お前、車で待ってろ」
「先生・・・」

(・・・私も、行こう。いざとなれば、大声出すもん)

「しつけぇなぁ、お前ら。それに何だぁ。どすがねえとケンカも、できねえのかこらぁ!」
「へっ、琥一よお、今日こそはシメてやんぜ!」

いくら腕に自信があるとはいえ、2対1で相手は刃物を持っている。
器用には躱しているものの、琥一の方が不利そうだった。

「やべっ」
琥一が脚をとられて、少しよろける。相手はその隙をみて、ナイフを突き刺してきた。

「きゃーーーーーっ!!」
「琥一ーーーーー!!」

その時、設楽がガードレールからジャンプして、不良二人を蹴とばした。

「えっ! すごい!」

二人は衝撃でナイフを落とした。すかさず、頸動脈辺りを狙って、強烈なキックをする。
与太校の不良二名は、失神したらしい。倒れたままだ。
コウくんは、何事かと、呆気にとられて立ち尽くしている。

「行くぞ! 人が来たら面倒だ」
「お、おぅ・・・」


住宅地に向かう車中、3人は無言だった。

「琥一、お前、いちいち挑発にのっかんな。あんな連中の言葉に意味は無い」
「そーだよっ! 相手は刃物持ってたんだよ! 先生がいなかったら、どーなってたか分かんないよっ」
「うっせーな! 助けてくれなんて、誰も頼んでねーだろーが」
「そんな、だって、大けがしたかもしれないんだよ・・・」
「あーぁん、お前らには関係ーねーだろうが! 俺が怪我しようが、死のーが! どってことねぇよ。
死んだら死んだまでだ! 俺が死ねば、ルカだって・・・・・・」

設楽は、突然、近所の公園に車を止める。そして、琥一を引きずり出した。
胸倉を掴んで睨みつける。

「てっめぇ。先から黙ってきいてりゃー」

「−何すんだよっ、ああん!?」

は降りたくても、ツーシートの後部座席なので降りられない。

「お前が、どんな格好しようが、授業さぼろうが、ケンカしようが、そんなことはどーでもいいよっ!
だがな、死んでもいいとか、簡単に言うな!!!」

ーーーーーーー

「誰かが死んだら・・・周りの誰かが深く傷つくんだ・・・それが、取るに足らない理由なら、
尚更・・・・・・」
「ーーーーーーー?!」

「くそっ!!」

琥一の鳩尾を、ダメージを与える程度に蹴りを入れる。

「うっ!」

さっさと車に戻り、だけを乗せて発進する。

「先生・・・・・・??」

「・・・・・・・・・」

(あんなに、熱い先生、初めて見たな・・・どうしたんだろう・・・・・・)